いろはかるたのプログラム

今回はお正月の遊びの一つ、いろはかるたにちなんだプログラムです。

 

読み札を読むと、みんなニコニコしてその続きを口々に言ってくれるでしょう。

 

いろはかるた、百人一首は喜ばれますから一つ持っているといいですね。

 

あらかじめ選んでおいた

「犬も歩けば棒に当たる」

「律義者の子だくさん」

「楽あれば苦あり」

「割れ鍋に綴じ蓋」

「負けるが勝ち」

「芸は身を助く」

「頭隠して尻隠さず」

「鬼に金棒」

「旅は道連れ世は情け」

のカードを引いてもらい、それにちなんだ歌を歌います。

 

カードを引く人は年男、年女の方からまず引いてもらいまいした。

 

歌唱活動

  • 花坂爺 石原和三郎作詞 田村虎蔵作曲 明治34年

「犬も歩けば棒に当たる」

「うらのはたけでポチがなく」で始まりますね。

正直爺さんといじわる爺さんの対比が楽しい歌です。

いじわる爺さんは最後、牢屋につながれてしまうのですね、忘れていました。

 

  • 七つの子 野口雨情作詞 本居長世作曲 大正10年

「律義者の子だくさん」

参加者の皆さんの年代はは兄弟姉妹がたくさんいる方も多いですね。

兄弟の人数を尋ねてみましょう。

七つの意味は、七羽なのか七歳なのかは不明ですが、今回は七羽として歌います。

 

  • ああ人生に涙あり 山上路夫作詞 木下忠司作曲 歴代助さん格さん 昭和46年

「楽あれば苦あり」

「人生楽ありゃ苦もあるさ」で始まる、お馴染み「水戸黄門」の主題歌ですね。

手ぬぐい体操など身体を動かす活動にも使える曲です。

手ぬぐい体操については会員登録の上「音楽療法のヒント!」をご覧ください。 

 

  • 夫婦春秋 関沢新一作詞 市川昭介作曲 村田英雄歌 昭和42年

「割れ鍋に綴じ蓋」

「下げた手鍋のその中にゃ 明日の飯さえなかったな おまえ」

歌詞の中に「鍋」が出てくる珍しい歌なので選んでみました。

歌自体は、みなさん特に男性がお好きですね。

 

  • 柔 関沢新一作詞 古賀政男作曲 美空ひばり歌 昭和39年

「負けるが勝ち」

「勝つと思うな 思えば負けよ」で始まります。

言葉の意味は違いますが、勝ち負けが出てくるので選んでみました。

「負けるが勝ち」とはどんな意味でしょうか、皆さんで意見を出し合うのも楽しいですね。 

 

 

  • 越後獅子の歌 西条八十作詞 万城目正作曲 美空ひばり歌 昭和26年

「芸は身を助く」

越後獅子というのは新潟県の芸能です。詳しくはこちらをお読みください。

「芸は身を助く」私たちにも言えますね。

 

  • かわいいかくれんぼ サトウハチロー作詞 中田喜直作曲 昭和26年

「頭隠して尻隠さず」

高齢のかたもよくご存知の歌です。

 

  • 桃太郎 作詞者不詳 岡野貞一作曲 明治44年

「鬼に金棒」

誰もが知っている歌ですね。

6番まで全部歌うと物語が完結します。

6番の歌詞、「ぶんどりもの」と言う表現はこの時代を表していますね。

 

  • 箱根八里 鳥居忱作詞 滝廉太郎作曲 明治34年

「旅は道連れ世は情け」

よく読むと意味が分かります。

「函谷関」とは中国の関所のことだそうです。

敵の侵入を防ぐために作られた関所。越えるのは大変だったのでしょうね。

「羊腸の小径」は「つづら折り」。くねくねしている道のこと。

「一夫関にあたるや 万夫もひらくなし」一人の兵が守ればたとえ1万人が攻めてきても守れる、ということ。

詳しくはこちらをお読みください。

 

 

私はこんなふうにカードを選び、選曲してみました。

みなさんならどんなカードと歌にしますか?

 

 

 

 

 



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