7月のプログラム⑤

今年の夏も暑い暑い(◎_◎;)

ということで、涼しく爽やかな「山」のプログラムです。

 

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7月のプログラム④

梅雨の季節はこんなプログラムはいかがでしょう。

今回のテーマは「雨かんむり」です。

 

高齢の方はとにかく漢字をよく知っています。

雨かんむりの漢字を聞くと、驚くほどレアな漢字を教えてくれる方がいたりします。

 

白板に太くて濃いペンで大きく書きましょう。

なかなか答えが出てこない方々の場合は、少し書くと思いだす場合もあります。

諦めないで、いつも「もしかしたらの気持ちで臨むことが大事です。

 

歌唱活動

  • 雨降り 北原白秋作詞 中山晋平作曲 大正14年

まずは前ふり。雨の歌なら何でもいいと思います。

少し雨の話をしてから、雨かんむりの漢字を聞いてみましょう。

答えは一つずつ聞いて、その都度歌うのがいいと思います。

なぜなら、毎回考えるという「楽しみ」ができるからです。

                               

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7月のプログラム①

船をテーマにした前回のプログラムに続き、今回は「船乗り、港」をテーマにプログラムを作ってみました。

 

歌唱活動

  • 海 作詞作曲不詳 大正2年

まずは唱歌の『海』から歌います。

小学校5年生の教科書に載っていたようですが、難しい漢字や言葉が使われていますね。

にもかかわらず、歌詞を見なくても歌える人がかなりいます。このような歌は認知の重い方に大変有効です。

 

  • 港町十三番地 石本美由起作詞 上原げんと作曲 美空ひばり歌 昭和32年

歌う前に白板に「マドロス」と書きます。

マドロスってどんな人ですか?と問いかけると「船乗りだよ」と答えが返ってきます。

マドロスの出てくる歌を3曲続けて歌ってみましょう。

この歌はどこの港が舞台でしょうか?答えは「横浜」です。ただ、港町13番地は実際には無いのだそうです。

詳しくはこちらをお読みください。

歌の舞台がどこか、を想像するのは楽しいですね。

 

  • 雨のオランダ坂 菊田一夫作詞 古関裕而作曲 渡辺はま子歌 昭和22年

マドロスさんとは恋に落ちてはいけません。

そんな悲しい恋の歌です。

この歌の舞台は「長崎」ではないでしょうか?ヒントはオランダ坂ですね。

菊田一夫の舞台「長崎」の劇中歌として作られ、その後映画「地獄の顔」の主題歌になったそうです。

詳しくは二木絋三の歌物語をお読みください。このサイトはとても良くて私もしばしば参考にさせていただいています。

 

  • 別れのブルース 藤浦洸作詞 服部良一作曲 淡谷のり子歌 昭和12年

淡谷のり子はブルースの女王と言われるくらいたくさんのブルースを歌っています。このブルースは日本の歌謡曲独特のもので、いわゆるブルースとは違うものです。

歌謡曲のブルースについてはこちらをお読みください

淡谷のり子の歌はとても特徴があります。私はよくこの真似をしますが、とてもウケますよ。皆さんが笑顔になります。勇気のある方はどうぞ(笑)

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7月のプログラム②

日本は海に囲まれているからでしょうか、川が多いからでしょうか、「船」が出てくる歌がたくさんあります。

そこで今回は「船」をテーマにしたプログラムをつくってみました。

 

 

 

 

 

歌唱活動

  • 憧れのハワイ航路 石本美由起作詞 江口夜詩作曲 岡晴夫歌 昭和23年

明るく楽しい雰囲気に一気にしてくれる歌です。

ハワイに行ったことありますか~?というと何人かの方が手を上げます。

よかったですか?どんなところが良かった?何が美味しいの?

などお聞きするとみなさんニコニコしながら答えてくれます。

行ったことが無い方も歌えばハワイに行けますよ、と行ったことが無い方へのフォローも忘れなく。

 

  • 波浮の港 野口雨情作詞 中山晋平作曲 昭和3年

船は港が無くては、ということでこの歌を。

波浮とはどこにありますか?と訊くと、いつもはそれほど歌ったりしない男性が「伊豆大島」と発言。回りの女性が感嘆の声を上げました。こういう場面があるととても嬉しくなります。

少し寂しげなメロディですが、行ったことが無くても夕暮れの港の様子が浮かんでくるようですね。

 

  • 涙の連絡船 関沢新一作詞 市川昭介作曲 都はるみ歌 昭和40年

さて、次は船のいろいろを聞いてみましょう。

白板に書いていきます。たくさん出るのはデイサービスですね。

入居型の施設の場合、なかなか発言がみられません。刺激がいかに少ないかがわかります。

そんな中、特養に入居されている男性が「タンカー」と答えました。

終わってからその方が「私は石川島播磨でタンカーを作っていたんです」と話しかけてきました。仕事に誇りを持ち、家族を養い、子どもに教育をさせてきた、と目を輝かせて話してくれました。

目の前にいる高齢者の方々のすべての方が、それぞれの長い歴史を刻んできたのだ、ということを忘れないで、尊敬の気持ちでいつも接していかないといけない、と改めて感じさせられました。

 

  • 船頭さん 竹内俊子作詞 河村光陽作曲 昭和16年

この歌は渡し船の船頭さんの歌です。

渡し船で女学校に通っていた、というかたがいました。

珍しいことなので、皆さんが「へ~」とびっくりして話を聞いていました。

 

「ぎっちらぎっちら」という歌詞があります。ここで船をこぐような動きを入れた体操をしてもいいです。

私は手ぬぐいを配り、手ぬぐい体操をしました。

ポイントは手ぬぐいをピンと張って持つことです。
タオルより手拭いの方が喜ばれます。

柄があるとなお楽しいですね。

100均にもありますから、手ぬぐいは人数分用意しておきましょう。

片麻痺の方はスタッフと手ぬぐいを持って引っ張り合いをします。

必ず笑顔になりますよ。

 

  • かえり船 清水みのる作詞 倉若春生作曲 田端義夫歌 昭和21年

田端義夫は人気がありますね。この歌は皆さんよく知っています。

昭和21年、戦争が終わって引き上げてくる兵隊さんを乗せた船の歌です。

 

  • 別れ船 清水みのる作詞 倉若春生作曲 田端義夫歌 昭和15年

作詞作曲歌手、同じ組み合わせの歌です。

こちらは馴染みが無い方もいらっしゃっるかもしれません。

しかし、今回この歌にとても反応した方がいらっしゃいました。

「音楽療法の現場から」に書きましたので、そちらをぜひお読みください。

人によって思い出深い歌は違います。思いもかけずそんな歌を聞いた時、その人にはたくさんの感情があふれてくるのですね。

一人ひとりにそんな歌を見つけていければいいな、と思いました。

なので、いつもウケる歌だけではなく、勇気を出していろいろな歌を歌っていきましょう。

 

  • ラバウル小唄 若杉雄三郎作詞 島口駒夫作曲 昭和19年

『南洋航路』という歌謡曲の替え歌。

南方から帰ってくる兵隊たちが口伝えで伝え、全国的に広まったという珍しい歌です。

軍歌ではないのですね。

 

  • ゴンドラの唄 吉井勇作詞 中山晋平作曲 松井須磨子歌 昭和4年

ベニスの運河にありますね。

形に特徴があります。上の写真をご覧ください。

 

楽器活動

  • ローレライ 近藤朔風訳詞 ジルヘル作曲 明治42年

歌った後にベルの和音奏をしました。

美しいメロディで、女性は誰でも好きです。

ライン川のローレライ伝説について説明しましょう。

 

楽器活動については会員登録の上「音楽療法のヒント!」をご覧ください。

 

参考 船に関する歌 (まだありそうですね)

アンコ椿は恋の花、牛若丸、うみ、岸壁の母、瀬戸の花嫁、船頭小唄、津軽海峡冬景色、出船、天竜下れば、灯台守、野崎小唄、琵琶湖周航の歌、舟歌、みかんの花咲く丘、港、港が見える丘、港町十三番地、港町ブルース、矢切の渡し、喜びも悲しみも幾歳月

 

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7月のプログラム③

レインスティック
レインスティック

みなさんは「夏」に関連する曲をどれくらいご存知ですか?

歌詞から「なんとなく夏」を感じさせるものもいれるとたくさんありますね。

今回は参加者の皆さんがあげてくれた「夏といえば?」のたくさんの事柄に関連した歌を歌うプログラムです。

 

白板に大きな太い字で「夏と言えば?」と書きます。

書くことが大事です。反応の弱い方も書いてあれば「ああ、今はこの話題なのだな」ということがわかります。

 

デイサービスではたくさんの発言がありますが、入居タイプの施設ではあまり活発な発言は見られません。いかに家に住む、ことが大事かわかりますね。

席順を書いて名前を把握しておくことで「○○さんいかがですか?」と指名することができます。表情で「ああ、○○さん、発言したそうだな」というのがわかるものです。

 

海、海水浴、花火、盆踊り、山登り、スイカ、かき氷、風鈴、蝉、ひまわり、朝顔などいろいろ上がります。それを書きだしましょう。重い認知の方々の場合はこちらから提示し、気付かせるのでもいいと思います。

出てきたことがらの中から私は以下のような選曲をしてみました。みなさんはどんな選曲でいきますか?

 

歌唱活動

  • われは海の子 芳賀矢一作詞 作曲者不詳 明治43年

海水浴は真っ先に上がる事柄です。

「海で遊んでいると舟に乗ったおじさんが少し沖にある島まで乗せてくれて、その島から泳いで帰ってくるという遊びをした、お転婆だったからね」

「学校の体育の時間に海で遠泳をした」

「海じゃないけど川で泳いだなあ」
「子どもが小さい頃はよく海水浴に行きました」

 

  • 浜辺の歌 林古渓作詞 成田為三作曲 大正5年

みなさんが大好きな歌です。「雲のさまよ」という箇所、音が高いのでキーに注意してください。

目をつぶって聞くと波の音が聞こえてくるようです。8分の6拍子がその効果を高めていますね。

今回はレインスティックを使い、波の効果音を聞きながら歌いました。右上の写真をご覧ください。ひとつは持っていたい楽器ですね。この時気を付けたいのは「誰に鳴らしてもらうか」です。突然鳴らしたこともない楽器をどうぞ、と言われても高齢者は困ってしまうでしょう。この場合の目的は「効果音」ですので、「いい音で上手く鳴らせる人」に頼むのが一番いいでしょう。参加者に鳴らしてもらうのはその次です。一度どんなものでどんな使い方をすればいいのかが分かれば安心して鳴らすことができます。

「いい曲だなあ」思わずこんな言葉がでます。

 

  • 花火 井上赳作詞 下総皖一作曲 昭和16年

花火は音だけでも楽しめますね。昔見に行った花火大会。空いっぱいに広がった綺麗な花火を思い出してもらいましょう。

線香花火をお持ちして、見せると、懐かしさが倍増します。

「どん」のところで太鼓を鳴らすのも効果的です。

 

  • 高原列車は行く 丘灯至夫作詞 古関裕而作曲 岡本敦郎歌 昭和29年

高原列車と言うとどんな列車を想像するでしょう?

私は箱根のケーブルカーや鬼怒川温泉まで行く東武鉄道を思い浮かべます。

長野で行った音楽療法では「小海線」「黒部峡谷のトロッコ電車」という発言がありました。みなさんの住んでいることろではどんな列車を想像しますか?

 

  • シャボン玉 野口雨情作詞 中山晋平作曲 大正9年

風鈴から繋げてみました。

高齢者の皆さんはシャボン玉の石けん水は自分たちで石けんを削って作りました。そしてストローではなく麦わらを使って吹いたそうです。

いろいろな風鈴の音色を聞き比べたり、実際にシャボン玉を吹いて風に吹かれていく様を見るのもいいですね。

 

  • 憧れのハワイ航路 石本美由紀作詞 江口夜詩作曲 岡晴夫歌 昭和23年

楽器活動の《花》に繋げるためにハワイの歌を。トロピカルなフルーツを使った飲み物の写真を見せるのもいいですね。

 

楽器活動

  • 花 喜納昌吉作詞作曲 石嶺総子歌 昭和55年

沖縄音階を使ったベルによるオブリガート奏です。(キーはC)

楽器活動については「音楽療法のヒント!」をご覧ください。

 

  • 東京音頭 西條八十作詞 中山晋平作曲 昭和8年

西條と中山というコンビが作った曲です。高齢者の方の中には「これは民謡じゃないよ」という方がいますが、確かにそうですね。

太鼓やしゃもじ、鳴る子など日本的な楽器を配ります。まずは自由に歌いながら鳴らします。次に枠を決めて鳴らします。

楽器活動については「音楽療法のヒント!」をご覧ください。

 

  • 北九州炭坑節 福岡県民謡

盆踊りの代表曲です。この踊りはたいがいの人が踊れます。踊れるようにしておきましょう。椅子に座っていても一緒に踊るのは楽しいようです。

東京音頭のように枠を決めて楽器を鳴らしましょう。

楽器活動については「音楽療法のヒント!」をご覧ください。 

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