11月のプログラム③

今回のテーマは「11月の祝祭日や記念日」です。

 

参加者の皆さんにも考えてもらいながらプログラムを進めていきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  • 明治節 堀沢周安作詞 杉江秀作曲 昭和2年

白板に11月と書き、祝日はいつでしたか?と問いかけます。

「文化の日」「勤労感謝の日」という発言があるかもしれません。

まずはそんな切り口で始めていきます。

 

11月3日は文化の日ですが、戦前までは「明治節」といいました。

この日は明治天皇がお生まれになった日なのです。

子どもも袴を履いて学校に行き、明治節の歌を歌い、紅白のまんじゅうや落雁をもらいました。

今となってはなかなか歌えない歌ですが、懐かしく歌われる方が多かったです。

 

  • 影を慕いて 古賀政男作詞作曲 藤山一郎歌 昭和6年

8日は立冬です。立冬はその年によって7日の時もあるようです。

この日から暦の上では冬。

木枯らし1号が吹くのもこのころ。

冬の初め、秋の終わりに使われる言葉に「時雨」があります。

『影を慕いて』の2番に「どこまで時雨 ゆく秋ぞ」と言う歌詞があります。

こういうところ、作詞者のセンスが光っていますね。

 

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11月のプログラム①

11月23日は勤労感謝の日。それにちなみ、いろいろな職業の歌を歌ってみましょう。

この祝日は比較的新しく、制定される以前は「新嘗祭」と言う日でした。この日は天皇が新米を初めて食べる日なのだそうです。このことを話しますと、「神嘗祭」という日のことも話題に上がってきます。私たちの知らないことを高齢者はたくさん知っています。いろいろ教わりましょう。

 

高齢者のみなさんは子どもの頃どんな職業に憧れていたのでしょうか。みなさんに問いかけてみましょう。

ちなみに、2013年の小学6年生の男子の憧れの職業は、1位スポーツ選手、2位学者や科学者、3位ゲーム関係、4位教員、5位板前やコック、女子は1位パンケーキ屋やお菓子屋、2位芸能人や歌手、3位保育士、4位花屋、5位看護師だそうです。このような情報を白板に書くと、具体的に成り、答えやすくなりますね。

また、自分のなりたかった職業を話したり、職員の方に訊いてみるのもいいですね。

 

私の現場では男性は「特攻隊」「兵隊さん」「親が決めたから自分ではどうしようもなかった」、女性は「教師になりたかったけど、その夢は娘が叶えました」「歌手」「いいお母さん」などの発言がありました。

 

歌唱活動

  • 東京のバスガール 丘灯至夫作詞 上原げんと作曲 コロムビア・ローズ歌

  昭和32年

私の憧れの職業は「バスの車掌さん」でした。制服とハイヒール、踏切になるとバスから飛び降り、笛で誘導するのです「オーライ オーライ」これがカッコよかった!

 

  • 電車ごっこ 井上赳作詞 信時潔作曲 昭和7年

長い紐や縄を結んで電車ごっこをした時、必ず歌った歌ではないでしょうか?童心に返って歌ってみましょう。この電車は都電(チンチン電車)のことです。都電のことは懐かしく思いだされる方が多いです。札幌出身の方が、札幌にもチンチン電車が走っていたと教えてくれました。

 

  • 船頭さん 武内俊子作詞 河村光陽作曲 昭和16年 

「ぎっちらぎっちら」という歌詞があります。ここで船をこぐような動きを入れた体操をしてもいいです。

私は手ぬぐいを配り、手ぬぐい体操をしました。

ポイントは手ぬぐいをピンと張って持つことです。
タオルより手拭いの方が喜ばれます。

柄があるとなお楽しいですね。

100均にもありますから、手ぬぐいは人数分用意しておきましょう。

片麻痺の方はスタッフと手ぬぐいを持って引っ張り合いをします。

必ず笑顔になりますよ。

 

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11月のプログラム②

関東は11月の後半は街路樹が、お寺の境内の木々が、公園の癒しの木が、とても綺麗に色づきます。

終わりつつある秋を惜しみながら、今回はこんなプログラムです。

テーマはズバリ「紅葉(こうよう)」

 

歌唱活動

  • 紅葉 高野辰之作詞 岡野貞一作曲 明治44年

歌詞も美しいこの歌を元気に歌いましょう。

そして、白板に「紅葉」と書き、「赤くなる木」「黄色くなる木」をたくさん思い出してもらいましょう。

もみじ、つた、いちょうなど本物の葉っぱもお忘れなく!

綺麗な葉っぱを見ると入所されている方々は感嘆の声を上げて喜んでくれます。

 

  • 花笠音頭 山形県民謡

2番に「花の山形 紅葉の天童 雪を眺むる尾花沢」とあります。

山形の名所などお聞きしましょう。

手拍子や太鼓で雰囲気を出しましょう。

 

  • 草津節 群馬県民謡

いろいろな歌詞がありますが、「草津よいとこ 紅葉の名所 アドッコイショ」という歌詞が見つかりましたので、それを採用して歌唱しました。中にはこの歌詞は替え唄だね、と言う民謡に詳しい方がいました。じゃ、本当はどんな歌詞なのですか?とお聞きしてさらに内容を深めることもできますね。

 

  • 美しき天然 武島羽衣作詞 田中穂積作曲 明治38年

日本の美しい四季が歌われています。2番に「秋はもみじの唐錦」とあります。

サーカスの音楽、ジンタなどを思い出される方もいます。

哀愁に満ちたメロディ、ヴァイオリンやアコーディオン、クラリネットなどで演奏するとさらに雰囲気が出ます。音楽自体はメロディを2回繰り返すものなので、単調にならないように伴奏楽器を工夫できるといいですね。私はヴァイオリンでメロディを弾き伴奏としました。

 

  • すみだ川 佐藤惣之助作詞 山田栄一作曲 東海林太郎歌 昭和12年

「銀杏返しに 黒繻子かけて」とあります。

銀杏返しについておききすると、たくさんの返事が返ってきます。

娘の頃は桃割れ、少し大きくなると銀杏返し、結婚式は高島田、結婚すると島田、など嬉々として教えてくださいます。

 

  • たき火 巽聖歌作詞 渡辺茂作曲 昭和16年 

そして、最後は集めた落ち葉でするものは?とお聞きし、この歌を歌います。

サツマイモをお見せしたら、すごくウケました(笑)

やはり、写真ではなくて実物ですね。

「このサツマイモは旨そうだ」「いいサツマイモだ」「紅あずまかな?」などポンポンと発言がありました。

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